外壁塗装、費用はいくらするの?
外壁
公開日:2022-03-17
更新日:2024-08-26
自宅の外壁塗装にかかる費用は、いったいどのくらいなのでしょうか?
外壁塗装は、100万円以上の費用がかかることも多い高額な工事。また、マイホームの将来を左右する重要なイベントでもあります。
業者の言いなりになって相場を超える高額な費用を支払うなどして後悔することがないように知識と対応を知ることで備えたいものです。
ここでは、初めての外壁塗装で損をしないために見積もりを取る上で必要な知識や相場について学んでいきましょう。
この記事の監修者
大手ハウスメーカーで200棟以上の住宅建設に携わったのち、ツクリンク株式会社でGoyooの立ち上げに従事。
細やかなサポートでお客様にご安心いただけるようにつとめています。
保有資格は「二級建築士」「雨漏り診断士」「外壁診断士」「外装劣化診断士」「既存住宅状況調査技術者」「増改築相談員」「一般建築物石綿含有建材調査者」
・見積もりを理解するために自らも施工内容と相場感を把握しよう!
・相見積もりを取って、価格だけでなく施工内容も比較検討しよう!
1.まずは各工事費用の相場を知ろう
一般的な30坪の戸建て住宅の場合を例にすると、外壁塗装費用の相場は100万円前後とされています。ただ、全体のざっくりとした工事費をつかんだところで、各工事には、どのくらいの費用がかかるかについて把握できなければ、比較検討のしようがありませんよね。そこで、各工事費用の相場と目安を紹介します。
塗装代(壁の洗浄費用と塗料の材料費)
ここでの塗装代は「壁の洗浄費用」と「塗料の材料費」を指します。壁の洗浄費用は、水による高圧洗浄の場合100~200円/㎡、バイオ高圧洗浄(壁の汚れがかなり目立つ際に実施)の場合は200~300円/㎡が相場です。
塗料の材料費は、使用する塗料の種類で金額が変わります。外壁塗装に使われる塗料は数千種類もメーカーから発売されていますが、1,700円/㎡〜5,500円/㎡が相場となっています。塗料の種類と特徴についてはこちらで詳しくご紹介しています。
足場台
足場の費用と、塗料が飛び散らないようにするためのメッシュシート(養生)に費用が発生します。足場の費用相場は700~1,000円/㎡、メッシュシート(養生)の費用相場は100~180円/㎡が相場となっています。
付帯部分の塗装代
外壁塗装の他に、追加で修繕したい箇所があれば費用が発生します。例えば、雨どい交換・ベランダ防水などが該当します。この費用だけで、50〜100万円ほど変わることもあるため、どこまで補修するのかを事前に確認する必要があります。
概算費用の計算方法
一般的な戸建ての目安である延床面積を30坪とした場合、1坪=約3.3/㎡となるので、30坪=約100/㎡となります。塗装対象となる外壁面積は、延床面積の1.7倍で計算できますので、約170/㎡です。この概算値を使って各工事費用を計算してみると、業者の見積もりが高いのか安いのかの目安を持つことができます。
2.見積もり書を精査し内訳をしっかりチェック
外壁塗装の費用には、塗装工事代だけではなく、そのための足場代などもかかります。見積もりの出し方は業者によって異なります。例えば、面積や単価を詳細にせず、「足場代一式」といったように、ざっくりとした見積もり項目で金額を提示する業者や、一般の方には分かりにくい表記をする業者も見受けられます。なるべく、細かな内訳が分かる見積もりを出す業者を選ぶことがトラブルを回避するポイントです。また、内訳で不明な点があれば遠慮なく聞くことが大切です。まっとうな業者なら、それらの問い合わせにも丁寧に対応するもの。ここも、見極めるポイントになるでしょう。
3.複数の業者で相見積もりを取る
外壁塗装をはじめ、このような工事では相見積もりをとることが重要。複数業者から説明を受けることで、はじめて得られる情報もたくさんあります。では、相見積もりを取る際のポイントはどのようなものでしょうか。
見積もり条件を統一する
見積もり条件がバラバラだと、見積もり書を見比べても比較ができません。塗料代、足場代、付帯工事費、施工時期といった取得する項目を統一して横比較できる様にすることが重要です。
見積もり書発行までの期間を揃える
相見積もりの場合、事前に各社の見積もり書発行までの期間を聞いておきます。遅れそうな業者がいる場合は、極力ばらつきの出ないように依頼しましょう。
見積もり書はいくつかのパターンで
見積もり書は、各社3パターンほど取得しましょう。
1社から複数パターンの見積もりをもらうことで、より多くの提案をきくことができ、理想の提案が見つかる可能性が高くなります。
重要な内容はメール等で履歴を残す
業者を決める際には、提案内容や金額だけでなく、担当者が信頼できるかどうかを見極めることも重要です。また、重要な内容は電話だけで済ませずに、メールや書面などで履歴を残すようにすることが後々のトラブルを避けるポイントになります。
最安の業者が常に最善の業者ではない
相見積もりを取得すると、ついつい最も価格の安い業者を選びたくなるものです。もちろん価格は大事ですが、それぞれの業者の施工内容にしっかりと耳を傾けましょう。業者選びに迷われた際は、Goyooのコンシェルジュにお気軽にご相談ください。
業者の実績と信頼性をチェック
業者の実績と信頼性をチェックしましょう。Webサイトで施工事例を確認し、高品質な仕上がりが期待できるかどうかを判断します。
見積もり前の調査で業者の方と会う際には、挨拶や名刺交換の有無を確認し、信頼できそうな会社かを判断しましょう。また、アフターサービスや保証制度の有無についても、必ず確認しましょう。
補償やアフターサポートの有無をチェック
リフォーム施工中はトラブルが付き物です。例えば作業中に外壁が破損した場合の補償が充実している業者だと安心ができます。
また、業者によっては、塗装後1ヶ月を経過した時点で無償点検を実施するなど、アフターサポートに手厚いところもあります。思わぬトラブルを招かないためにもしっかりとチェックしましょう。
このように、費用面だけでなく実績、アフターサービスなど総合的に業者を見極める必要があります。費用が安くても対応品質の低い業者に頼んでしまうと、せっかくの外壁塗装が失敗に終わってしまうおそれもあります。一番大切なのは、信頼できる業者に外壁塗装を依頼することです。
まとめ
外壁塗装は住宅の資産価値を守るために必要な作業です。適切なタイミングで塗り替えを行うことが重要。費用面では、塗料の種類、施工面積、建物の構造や条件、事前の補修工事の必要性などによって大きく変動します。
業者選びに当たっては、価格以外にも、実績や信頼性、アフターサービスなどを総合的に検討する必要があります。少なくとも3社以上から見積もりを取り、内容や価格を比較検討することをおすすめします。
事前の準備を怠らず、確かな業者に外壁塗装を依頼して納得できる外壁塗装をしましょう。
とはいえ、日々忙しい中信頼できる外壁塗装業者を探すのは大変ですよね?
私たち「Goyoo(ゴヨー)」は、建築士や外壁診断士などの有資格者があなたの外壁塗装を全工程フルサポートするサービスを提供しています。業者の選定から、業者との日程調整、見積りの比較検討、施工中の立会い、施工後のフォローまで、トータルで支援いたします。
お客様が業者に伝えにくいことも、弊社が代理で伝えることもできます。本当に納得のいく外壁塗装を一緒に実現しませんか。サービス利用は完全無料ですので、ぜひご検討ください。
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