外壁塗装工事の流れと期間
外壁
公開日:2022-03-04
更新日:2024-08-26
外壁塗装について色々学んで理解は深まった!けれど、一体どれぐらい期間がかかるのだろう…どんな流れで進むの?業者に全部お任せでいいのかな?
ここでは、契約後から工事完了までの流れを各ステップに沿ってお伝えします。あわせて工事期間中に業者に任せっきりに出来ない注意すべきポイントも確認していきましょう。
・工事日程は最低10〜14日!余裕のあるスケジュールを考えておきましょう!
・工事中の近隣への配慮と、自身の生活への影響を理解しておこう!
・塗装は乾燥が命、各工程で充分な期間が設けられているか確認しよう!
1.工事開始〜完了までの7つのステップ
工事の前に…
契約時に工事日数について施工業者より説明があると思いますが、各工程にどれぐらに日数が掛かるのか、どの工程で立ち会いが必要になるのかを確認するために工事工程表は事前にもらうようにしましょう。
工事に必要な日数は、一般住宅であれば最低10〜14日が必要です。ただし、雨天などにより工事が遅れることもありますので、余裕をもったスケジュールで工事期間はみておきましょう。
また、工事期間中に在宅(立ち会い)が必要なのは、主に足場設置時と完了検査時になります。ここも事前に施工業者に確認し、スムースに工事が進むように協力しましょう。
近隣ご挨拶
足場設置の音や塗料の臭いなど、外壁塗装は少なからず近隣にお住まいの方にご迷惑をお掛けします。優良な施工業者は近隣挨拶を行うところが多いですが、ここは業者任せにせずにご自身で事前にご挨拶に伺うようにしましょう。
足場設置
外壁塗装工事にとって足場は職人が安全に作業し、高いクオリティーを担保するために必須です。足場を設置するのは足場業者ですが、植栽や屋外においている大切なものはご自身の手で動かすようにしましょう。
高圧洗浄・下地補修
高圧洗浄は、外壁に長年付着したコケやホコリなどの汚れを落とすための洗浄です。通常は水で洗浄しますが、汚れが酷い場合やコケやカビが落としきれない場合、薬剤を使用したバイオ洗浄を行うケースもあります。
下地補修は、外壁にクラック(ひび割れ)がある場合、補修を行わずに塗装を行うとその箇所からクラックが再発するため、クラック箇所を塗装前に補修します。クラックの程度によっては、高圧洗浄の前に実施する場合もあります。
養生
養生とは塗装をしない部分(窓や手すり等)や、塗料が付着してはいけない物(車や室外機等)を保護するためにビニールシート等で保護することです。養生をした窓は基本的に開けることが出来なくなることは理解しておきましょう。
下塗り・中塗り・上塗り
いよいよ塗装が始まります。塗装は、下塗り→中塗り→上塗りの3段階で実施します。下塗りは、お客様が選んだ塗料がしっかりと定着するための下地の役割です。中塗り・上塗りは、同じ塗料を重ね塗りする工程になります。3段階どの工程もしっかりと乾燥を行うことが大切で生乾きのまま次の工程を行うと塗りムラが発生し本来の機能が発揮できなくなります。施工業者がしっかりと乾燥の期間を取っているかはチェックする様にし、雨天でも塗装をしている等の気になる点があれば確認するようにしましょう。
検査・手直し・完了
待ちに待った完成のタイミングが近づいてきました。ですが、ここは焦らずに施工業者と一緒に完成検査を行いましょう。少しでも気になる点があれば、質問し必要に応じて手直ししてもらう様にしましょう。
2.工事期間中はここは注意しておこう
意外と見落としがちなのが、工事期間中の注意点。ずばり厄介なのは養生の影響です。窓がふさがれると言うことは、換気は出来ませんし、洗濯物もベランダに外干し出来ません。クルマにも養生している場合はお出かけにも影響しますね。洗濯やお出掛け、日々の生活に大きく影響する部分なので、工事工程表を確認して事前に準備しておきたいものですね。
また、足場が掛かっている間は部外者が侵入しやすくなっているため、戸締まりに気を付け防犯に務めましょう。
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